gadgetsearcherの日記

ガジェットに目が無い私の製品レビューや日々の出来事を綴る。

【レビュー】G1X Mark III・ファーストインプレッション

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G1X Mark III

長らくRICOHGR DIGITAL IVを愛用していたのだが、流石に1,000万画素というスペック的問題によって現役を退くことになり、丁度キヤノンコンデジフラグシップモデルが発表されるとのことであったので早速導入した。
今回はそのファーストインプレッションを書こうと思う。

 

 

・外観
外見は一眼レフに近い軍艦部を持つカメラだ。EVFとストロボによって突起ができている。
ズボンのポケットに入れるには大きすぎるが、冬場のジャケットのポケットには丁度収まる程度の大きさだ。
重量は400g程度とこのスペックにしてはとても軽い。
重量を気にするロードバイク乗りや登山家には打って付けのアイテムと言えるだろう。
電源を入れるとレンズが飛び出る。
また、バリアングル液晶を採用しており、様々な角度からの撮影が可能だ。
軍艦部にはモードダイヤルとシャッターボタン、露出補正のダイヤル、電源ボタンがある。
背面のボタンはEOSの流れを汲んだ使い易い設計だ。正面にあるダイヤルも使い易い位置にある。
正面のダイヤルとカメラを持って向かって右側の軍艦部のダイヤルはすべて人差し指で操作することになる。
軽いことによって筋力の弱いヒトにも容易に扱えるようになっている。
カメラは重いというのは半ば常識になりつつあるがこのカメラはそうではない。
付属のネックストラップは大きくて嵩張るので、私はサードパーティー製のハンドストラップを使用している。
このストラップはバッテリーやSDカードが格納されている箇所を開けるために毎回外さなければならない問題を抱えているが、これの代わりは未だに見つかっていない。
良いモノがあったら教えて欲しい。

尚、これについては記事の最後にリンクを張るので私以外にもこのストラップを使いたいという方はこれを参考にして欲しい。

 

・ホールド感

このサイズなのでホールドもクソも無い気がするが、ホールド感はハッキリ言って良くない。このグリップは中指と薬指と親指でホールドすることになるのだが、この姿勢はあまり良いとは言えない。
しかし、軽さから来る安定性によってこの問題は解決する。
軽いのでしっかりホールドする必要性が無いのだ。
長時間使うモノでもないのでこの点は評価する必要が無いだろうと考えているが一応述べておいた。
間を置いて撮る分には問題無いが長時間に渡って撮影する場合はホールド感に問題を感じるかもしれない。
だが考えて欲しい。後述するようにバッテリーライフがとても短いので長時間の撮影はまずあり得ないだろう。

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ホールド時の画像。iPhoneX内側のカメラにて撮影。小指が浮いているのが分かる。

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収納時は軽量化によって壊れやすくなったボディのためにクッションとして記事の最後に書いてある布を使用している。不思議な素材で、包むモノにぴったりとフィットする優れものだ。一度は使ってみることをお薦めする。

 

・画質
APS-Cの画質を体現した画質であると感じる。フルサイズや中判ほどはボケないが、そこそこボケる。
撮って出しのJPEGでは色の観点で見ればiPhoneXに近い特性を出してきた。
空の蒼が強く写し出されている。
センサーノイズはISO800までは気にならないがそれ以降はそれなりに乗ってくる。
ISO1600までは妥協できる程度のノイズであるが、それ以上となると相応のノイズが乗りISO6400にもなると修正が必要なレベルのノイズが乗ってくる。
気になるヒトはISO400でも気になるかもしれない。
レンズの性能は絞り開放では甘い写りになるが、F8程度まで絞れば妥協できるレベルの写りになる。

 

・バッテリーライフ
1時間程度集中的に、散策しながら撮影したがそれだけでバッテリー残量が1になってしまった。バッテリーライフは軽さにステータスを振ったせいかとても悪い。
予備バッテリーが無いと使いモノにならないだろう。
充電方法は複数の種類があるので電源を選ばないが、バッテリー持ちは悪いということを頭に入れておいて欲しい。
メイン機に据えるには数本のバッテリーが必要だろう。
私はデジタル一眼レフカメラのサブ機として使用するので問題無いが、メインとして活用する者達にとっては厳しい仕様だ。

 

・使用感
とにかく小さくて軽いと感じた。
このサイズにAPS-Cが詰まっていると考えるとすごいと感じる。
スイッチ等もそれなりのサイズに収まっているのだが、使いにくいと感じることはなく、EOSを使っている者なら自然と使いこなせる設計となっている。
この点は実に優れていると感じた。
しかし、小さい故にバッテリーライフは短いし、ホールド感がイマイチである。
ターゲット層が一眼レフやミラーレスをメイン機として利用していてAPS-Cを必要としていて且つ、コンデジが必要なヒトなのがよく分かる。
ちょっとした記録や撮影に大型センサーを使いたい。でも、大きくて嵩張るのは嫌だ。
そんなヒトにはもってこいの機種だ。
しかし、これをメイン機に据えて撮影しようというヒトにはちょっと厳しい。
とにかくバッテリーライフが短いのだ。
それを補う手段はバッテリーの買い増ししか存在しない。
そんな選択肢を採るくらいなら、別のバッテリーライフの長いボディを採用するだろう。
SONYから出ているそれらなんかは最も適していると思う。
あのミラーレス群(レンズ交換式を含む)はとても優れていて、これからの時代を切り開くのは彼らだと思う。
それでもこのカメラが必要なのは、サブ機として、ちょっとした撮影にAPS-Cセンサーが必要なユーザーだろう。
しかもキヤノンユーザーなら使い易いUI配置で尚のこと良い。
キヤノンユーザーのライトユーズにはぴったりの一台だと思った。

 

・総評
まだ使い始めて数日しか経ってないので全てを語り尽くせたとは思わないが、この数日間でかなりこのカメラの本性を知ることができたと思う。
どんなカバンにも突っ込める大きさと軽さは特筆すべきものがある。
大型センサーを持ち歩きたい。けど、レンズ交換式カメラを持ち歩くには少し躊躇いがある。
そんなヒトにこそのカメラだと思う。
普段はデジタル一眼レフカメラやレンズ交換式ミラーレスカメラを使用し、食事やちょっとした合間の撮影にはAPS-Cのこのカメラを使うという在り方も大いに良いと思う。
何度も言うようにバッテリーライフに難があるのでそれに合わせた運用を考えていくことが必要だ。
APS-C画質がジャケットのポケットに収まる。けど万能ではない。
使い手を選ぶカメラだと私は思った。

記事の最後にカメラの周辺機器と撮って出しのJPEGへのリンクを張る。

G1X Mark III

 ↑撮って出しのJPEG。色合いはiPhoneXに近いと感じた。設定はすべてオート。

 

キヤノン PowerShot G1 X Mark III PSG1X MARKIII

キヤノン PowerShot G1 X Mark III PSG1X MARKIII

 

 

 

 

 

<小型デジカメ向け>ハンドストラップ

<小型デジカメ向け>ハンドストラップ

 

 

 

Canon バッテリーパック NB-13L

Canon バッテリーパック NB-13L

 

 

 

 

ハンドストラップは底面にある三脚と接続するネジ穴に取り付けることになる。

サードパーティー製のバッテリーも存在するが、使用するとerrorが出るという噂を聞いているのでなるべく純正品を使用していきたいところだ。