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gadgetsearcherの日記

ガジェットに目が無い私の製品レビューや日々の出来事を綴る。

無農薬野菜は果たして健康に貢献するのか?

日記

 突然だが、あなたは健康に気を遣っているか。遣っているとしたらどのあたりに気を遣っているのか。まあ、運動を始めるのは体力的に辛いということもあるだろうからまずは食生活を変えていく、という場合が多いのでは無いだろうか。食における健康というのはとても難しい。塩分を控えるだとか、栄養バランスのとれた食事を意識するとか…がある。後者は野菜を多く摂取することが求められることから、最近は野菜において高付加価値化を狙っているのか、カット野菜や無農薬野菜といった今までにあまり見られなかった商品が販売されるようになった。後者の無農薬野菜というのは、人体に影響を与えるかもしれない農薬を使用しないから健康的なのだと言う。そこで私は疑問に思った。無農薬野菜とは何なのか。以下は私がその輪郭の一部を捉えたと感じた1つの出来事とその答えだ。

 

 

・曲がったきゅうりは無農薬の証?

 無農薬野菜を販売するコーナーを覗くと曲がっているきゅうりが多く置かれていた。確かに真っ直ぐなきゅうりの方が多い日もあるのだが、どちらかと言えば曲がった物のほうが多いのである。そこを通り過ぎた後にある主婦達の声を聞いた。「曲がっているきゅうりは無農薬だ」というのだ。もう少し会話に耳を澄ますと、どうやら自家栽培で農薬を使用せずにきゅうりを作ったら全てが曲がっていたという事実を根拠に話しているようなのだ。私も小学生の頃に授業の一環できゅうりを育てたことがあるが、同じような経験があったから「成る程、これは無農薬の証なのだな」と納得していた。しかし、畑弄りを趣味の一つとしている祖父にそれを話すと先ほどの内容に反することを彼は話した。「農薬を使っても使わなくても曲がるけどなぁ」と。

 ここで疑問が生じた。農薬の有無で野菜の形まで変わってしまう物なのか?

JR全中によれば、その答えは「変わらない」だ。成長途上で物と接触するとそれに沿って成長するために曲がる、というのはよく知られた事実だが、実はそれ以外でもう1つ原因がある。それは水分・栄養の偏りだ。その問題を解決するために最近はハウス栽培をすることが多くなっているのだという(参考1)。なお、参考にしたサイトの情報は記事末尾にまとめた。

 

・総括

 我々人間もある物質の偏りによって特定部位が肥大してしまったり、富栄養化によって肥満に陥ってしまったりすることがある。実に論理的な答えだと思った。

 また、最近の研究では植物自らが農薬のような毒性物質を出すことがあるということが分かってきている(参考2)。この2つの情報から私は「無農薬=健康」と直結することは無いのだろうと感じた。無論これだけでは証拠とするには足らず、更に情報を集める必要があるのだろうが、私はこれだけで満足してしまった。

 少し調べただけでこれだけの情報が手に入る。健康に気を遣っているが、この行動に本当に意味があるのかという疑念が少しでもあるのなら直ぐに調べるのが良いのだろうと思った。

 

参考1: あぐり村:どうしてお店のキュウリはまっすぐなの?

http://www.zenchu-ja.or.jp/other/AGURI/MARKET/print/4a8qbr0000000lbl.html

 

参考2: 隣接する食害植物由来の青葉アルコールの取り込みと配糖体化が明らかにする新たな植物匂い受容と防衛

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/140429_1.htm